ミュージカル『松浦武四郎』トップ
北海道150周年
あらすじ
蝶 ものがたり

1845年、武四郎は蝦夷地に渡り、初めて見る広大な原野、美しい峰、森と海の恵みに感動し、克明に記録をとりながら歩いた。
とりわけアイヌの知恵と誇り高い生き方に強く惹かれるが、和人による過酷な支配に心を痛めていた。 「俺には書くことしか出来ない」と、松前藩の侍に妨害をされつつも、膨大な記録をとり、本と地図に書き上げた。
そのおかげで役人となり幕府の調査に加わると、武四郎はアイヌと和人が対等に生きる道を探り始める。極寒の旅の途中、病に倒れてしまった時、助けてくれたアイヌの娘の願いを叶えてあげようと決意をするが...
武四郎の思いは、幕末から明治への時代の激流に 飲み込まれてしまうのか!?

蝶 松浦武四郎とは?
松浦武四郎写真
その1. 幕末の探検家であり、ルポライター

松浦武四郎は16歳、故郷の伊勢国から江戸への一人旅をきっかけに諸国を巡り、自らが見て聞いたことを記録。多くの資料を残しました。 28歳には当時「蝦夷地」と呼ばれていた北海道の調査を始め、アイヌの協力を得て、6度に亘る探査を行っています。

その2. 北海道の名付け親

松浦武四郎は明治政府に対し、蝦夷地に代わる新たな名称として、「北海道」のもととなった「北加伊道」を含む6案を提案しました。「カイ」はアイヌ語で「この地に生まれた者」という意味です。

写真提供:松浦武四郎記念館(三重県松坂市)

お船、北蝦夷余誌





蝶  キャスト・スタッフ



脚本・演出/ 栗城 宏


演出栗城宏
1961年福島県出身。北海道大学卒業。 1986年劇団わらび座に入座。8年間役者として舞台で活動した後、劇団の文芸部に所属し、わらび座内外の多くの作・演出を手がける。わらび座作品では日本の有数の演出家(中村哮夫、栗山民也、ジェームス三木、大関弘政)に師事。2007年文化庁新進芸術家海外留学研修で、ニューヨーク、アッシュランドにて学ぶ。2014年、「第29回国民文化祭・秋田2014」の開会式・オープニングフェスティバルの脚本演出を手がける。同年、演劇部門で秋田県芸術選奨を受賞。
〈代表作〉ミュージカル「小野小町」演出   (脚本/内館牧子)、「鶴姫伝説」演出   (脚本/高橋知伽江)、ミュージカル「セロ弾きのゴーシュ」脚本・演出、「誓いのコイン」演出   (脚本/高橋知伽江)




主演:松浦武四郎 / 戎本 みろ


主演戎本みろ
長崎県出身。
1988年わらび座入座。
わらび座ミュージカルの主演、助演を多く務め、わらび座を代表する俳優の一人。
〈主な出演作品〉
「義経 .平泉の夢」義経 役 、「 火の鳥 . 鳳凰編 」 茜丸 役、
「アテルイ . 北の燿星」アテルイ役、「幕末ガール」村田蔵六役、
「為三さん!」岡本役、「どどぉ~ん!大曲花火物語」信義役、
舞楽詩「風の又三郎」けんじ先生役、「ブッダ」ブッダ役



【出演者】

    向山源太夫・エカシテカニ 他/ 渡辺 哲
  忠ヱ門・シデハ 他/ 齋藤大輔
    川喜田久太夫・トミハセ 他/ 森下彰夫
  イニセテツ 他/ 内田勝之(専属)
    ウエテマツ 他/ 碓井涼子 
    リクニンリキ 他/ 古関梓紀
    ウエカラペ 他/ 山田愛子
    市助(イチ) 他/ 川井田 南
    ポシュウシ 他/ 保 可南 (芹川事務所)(8月25日まで)

        菅 愛美(8月26日から) 
    ニサシヌ 他/ 保坂未来


【スタッフ】

     作曲/ 飯島 優
     編曲/ 菅原弘明
     振付/ 高田 綾
     美術/ 宮本博司
     照明/ 日下靖順
     音響/ 福地逹朗
     衣装/ 樋口 藍
     ヘアメイク/ 我妻淳子
     小道具/ 平野 忍
     舞台監督/ 浪形未緒
     演出助手/ 栗城恭子
     音楽助手/ 紫竹ゆうこ





《 協力 》秋辺日出男

《 後援 》北海道
              北海道教育委員会
              北海道商工会議所連合会
              公益財団法人アイヌ民族文化財団
              公益社団法人北海道アイヌ協会
              松浦武四郎記念館





蝶  2019年わらび劇場公演スケジュール
             

公演日時間劇場ご予約・お問い合わせ
2019年
1月1日(火)
13:45 あきた芸術村 わらび劇場
(秋田県 仙北市)
あきた芸術村 わらび劇場
<Tel: 0187443915>
<Mail: gekijyo1@warabi.or.jp>
2019年
1月2日(水)
13:45
2019年
1月3日(木)
13:45