制作発表

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栗城宏
脚本・演出
栗城 宏(わらび座)

脚本・演出 栗城 宏(わらび座)

 最初に私事ですが、学生時代に北海道で地質を勉強しておりまして、実は南極観測隊に参加したいと思っておりました。 ところが、石をたたくより太鼓をたたく方がおもしろいやと思い、わらび座に入ってしまったわけです。 それが30年近く経って、演出させていただくということは、とても光栄であり、かつ運命的なものを感じています。 白瀬さんの業績、その偉大さを感じると同時に、これをミュージカルにするうえでは、いろんな私なりのフィクションを交えたいと思うわけですね。 それは、芝居上の盛り上げるための嘘ではなく、きっとこんなことがあっただろう、きっとこんなことでも感動したんじゃないだろうかという想像を随所に織り込んでいきたいなと思っております。

 白瀬が生きて命を大切にして帰ってきたときに、アムンゼンやスコットに負けて、言ってみれば敗北して帰ってくるわけですけれども、その時に、もっと大事なものを掴んだんじゃないかということが、脚本を書く上での一番のテーマになっています。 それと、ミュージカルという様式を使って、南極の壮大な自然を音楽や踊りや照明効果などでダイナミックに描きたいなと思っています。

 壮大なミュージカル、そして心温まる、本当に元気になれるミュージカルを作りたいと思っています。 わらび座だけでなく、本当にたくさんの方の力を借りることになると思いますので、ご協力の方をよろしくお願い致します。