期待の言葉

ミュージカル「おくのほそ道」仙台特別公演開催によせて

宮城県知事 村井 嘉浩

仙台・宮城デスティネーションキャンペーン記念製作ミュージカル「おくのほそ道」仙台特別公演が開催されますことを心からお喜び申し上げます。

今から300年程前、俳聖松尾芭蕉は本県を訪れ『奥の細道』にその足跡を記しております。白石から入り、仙台、多賀城、松島、石巻、登米など県内各地を旅し、その地にちなんだ句を残しております。芭蕉が「扶桑第一の好風」と賞賛した松島の地では、その美しさゆえに句を詠めなかったと言われています。これにちなみ、現在、松島の美景と風雅を題材とした句会が行われているなど、古の先人の紀行が本県の地域文化に息づいていることは、私たちの大きな誇りです。

さて本県では、平成20年10月から12月にかけて「美味(うま)し国 伊達な旅」をキャッチフレーズに「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」が開催されますが、このような時期に東北や宮城県の歴史、文化や風土を追体験できるミュージカルが開催されますことは誠に時代に合ったものであります。

この公演を契機として、本県の文化芸術の振興が一層図られるとともに、多くの皆様に是非、宮城県においで頂き、本県の歴史、文化はもとより、素晴らしい自然や食材など、本県の魅力を見て、感じて、味わって頂く機会になることを心から期待しております。

最後になりますが、本公演の御成功を心からお祈り申し上げ、お祝いのことばといたします。


ミュージカル「おくのほそ道」公演への ご支援をお願いします

平成19年6月にかほ市長 横山 忠長

このたび、秋田県を拠点にして国内はもとより、海外にまで芸能活動を展開されている劇団わらび座が、松尾芭蕉の「おくのほそ道」を題材としたミュージカルを公演することになりました。秋田県唯一の芭蕉が訪れた象潟を擁するにかほ市では、大変光栄なことであり心から成功をお祈りするとともに、微力ながら協力させていただいている次第であります。

象潟は昔、大小百数十の島を浮かべた入り江であり、松島と並ぶ景勝地として広く知られていました。「おくのほそ道」は歌枕を訪ねる旅であり、古くから歌に詠まれてきた象潟は目的地の一つでした。

芭蕉が「江山水陸の風光数を尽くして、今象潟に方寸を責む」と門人の曾良と念願の象潟に杖を入れたのは元禄2年(1689)6月16日(陽暦8月1日)のこと。もの哀しい象潟の風情と雨に打たれるネムの花から中国の薄幸の美女、西施を思い浮かべ「象潟や雨に西施がねぶの花」と詠んだのはあまりにも有名です。また、その日象潟は熊野神社の祭典であり、曾良は「象潟や何くふ神祭」と詠んでいます。

「おくのほそ道」の旅は156日間、全行程約2400qという壮大なものであり、行く先々でたくさんの人と出会い、いろいろな出来事がありました。象潟をはじめいろいろな場所での地域色あふれるドラマが、ミュージカルでより華麗に、感動的に表現されますことを心から期待しているところであります。

今回の公演は、秋田県には「おくのほそ道」の目的地であるにかほ市の「象潟」があるということが全国に発信されることであり、それは秋田県の観光振興に大きく寄与するものと確信しております。

ミュージカル「おくのほそ道」の公演の成功に向けて、皆様の御支援、御協力を心からお願い申し上げます。


ミュージカル「おくのほそ道」公演への ご支援をお願いします

平成20年2月三重県伊賀市長 今岡 睦之

このたび、劇団わらび座において、ミュージカル「おくのほそ道」を開催されますこと、心よりお喜び申し上げます。

伊賀市は、わが国の俳諧史上に「蕉風体」という庶民詩を確立した松尾芭蕉生誕の地であり、江戸に出るまでの約30年間を過ごした地でもあります。芭蕉翁は俳聖 松尾芭蕉とも呼ばれ、俳諧を大衆芸術への門戸を開き、日本の俳諧・俳句の世界に多大な影響を与え、文学史上に一大金字塔を樹立した伊賀市が世界に誇る人物であります。

芭蕉翁の残した遺品には文学的に価値の高いものが多く、中でも「おくのほそ道」は日本の古典における紀行文の代表的な作品であり、著書の中でも最も有名であるといえます。弟子の河合曾良を伴い、江戸深川を出発後、東北、北陸を巡り、大垣に到着するまでの全行程役2400キロメートル、日数にして約150日間におよんだ旅は、芭蕉翁に大きな影響を与え、偉業を成し遂げる上で大変重要なものであったと感じております。この旅をミュージカルにおいて軽快に表現をされ、公演されることは、全国的に松尾芭蕉を発信し、その魅力を再発見していただけるものと確信しており、生誕の地の伊賀市はもとより芭蕉翁ゆかりのまちの文化振興及び観光振興に寄与するものと多大な期待をいたしております。

ミュージカル「おくのほそ道」の大成功を心からお祈り申し上げ、お祝いのことばといたします。

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