制作意図

銀河鉄道の夜

わらび座で上演した宮沢賢治作品第1作目
ミュージカル「銀河鉄道の夜」より(2004年〜2006年)
 

このたび劇団わらび座は、宮沢賢治の最も有名な

童話の一つである「セロ弾きのゴーシュ」を舞台化

する事になりました。2004年〜2006年上演の

「銀河鉄道の夜」に続く宮沢賢治作品となります。

ひとりぼっちのゴーシュが毎晩訪れる動物たちと

関わる中で得たもの、それはセロの腕と、誰かと

心を通わせる嬉しさ、温かさでした。

 

21世紀に入って早10年、自然環境の変化が急激に

進行する現代。幸いにして子どもたちは今もなお、

賢治の愛した青い地球と美しい宇宙に抱かれて

生きています。しかし同時にネット社会などのもう

一つの宇宙の中で、果てしない孤独と隣り合わせの日々を送っています。目の前にいる誰かと言葉を

交わし、怒り、笑い、心を通わせる事の嬉しさをもう一度感じてほしい。そして、誰かと一緒に生きてい

る嬉しさをもう一度噛みしめてほしい。そんな思いを、現代の子どもたちへお届けいたします。