劇団わらび座
2010年6月3日〜7月27日、8月20日〜11月3日 わらび劇場公演
舞台風景
写真協力:スタジオ アクア
秋田の山里に暮らすマタギ達。
かつては「名人マタギ」と呼ばれた繁蔵(渡辺哲)。17年前、急にマタギをやめ今は孫娘のさよ(高田綾)と暮らしている。
さよの幼なじみの弥之助(鈴木裕樹)。繁蔵からマタギの教えを受けるが、山に入ることを嫌い、村の外の暮らしに憧れていた。
さよは弥之助を兄のように慕い、「いつかきっと立派なマタギになる」と信じている。
そんな時、近在一の腕利き猟師・熊(森本臣泰さん)から、さよを嫁にしたいと申し入れがある。
木々は赤く染まり、秋がやってくる。
心揺れるさよ。
弥之助は「俺はマタギにはむいていない、一緒に村を出よう」とさよに告白する。
しかし、さよは「おらはここが好きだ!」と突き放す。
さよへの思いを諦めきれない弥之助。
村の秋祭り、熊は弥之助に「どっちがさよに相応しいか、イタズ(熊)捕りで決着だ!」と突きつける。
村に早い冬が訪れる。勝ちを急いだ熊は、大イタズを打ち損じてしまう。手負いの大イタズを見失い、ふもとの村に危険が迫る。
村の危機に、繁蔵は再びマタギとして山に入ることを決意する。
繁蔵が山に入ったことを聞き、弥之助も繁蔵のもとへ向かっていく―。
