ミュージカル「きらきら風の旅冒険」公演に寄せて
世界遺産登録をめざす熊野古道は、紀伊半島南部にあたる熊野の地と伊勢や高野、吉野などとを結ぶ古い街道の総称で、この地域の雄大な海・山・川と、そこに精神性を求めた人々の心が独特の文化的景観を生み出し、特徴ある文化遺産として異彩を放っています。
この度、この熊野古道や三重県の東紀州地域を舞台としたミュージカル「きらきら風の旅冒険」が、地域の歴史や民族芸能、伝説を題材にしたミュージカルを数多く世に送り出しておられる「わらび座」により平成16年度から平成17年度の2ヶ年にわたり、全国で公演されますことは、本県にとって大変喜ばしいことと考えております。
私は、県民の皆さんが自分たちの地域に愛着や誇りを持ち、地域の文化や自然を大切にし、それらを育みながら、皆で力を合わせて地域づくりに取り組んでいくことが、豊かさと魅力に溢れた三重県の発展に不可欠であると考えております。今回のわらび座公演は、熊野古道の価値や魅力、東紀州地域の民俗風習をじっくりと全国の人々の心に伝える絶好の機会だと思います。
ミュージカル「きらきら風の旅冒険」公演の成功に向けて、皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。
平成15年9月

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