劇団わらび座
2010年5月〜全国公演スタート!
舞台風景
1.舞台風景│2.舞台風景(初演キャスト)
舞台は軽やかな田楽で幕を開ける。
申楽師である観阿弥(安達和平)は「田楽」を越えるべく芸を磨く。
献身的な妻・菖蒲(丸山有子)に支えられ、観阿弥は一座を立ち上げる。
祝いの酒を買いに行く途中、人買いから孤児のナズナ(上野まゆ)を救い家族として迎え入れる。
数年後、観阿弥は新たな芸を取り入れようと、大陸仕込みの曲舞の名手・乙鶴(遠藤浩子)に教えを乞う。
息子である世阿弥(戎本みろ)を立派な跡取りにするため、観阿弥は厳しく指導する。
曲舞を習ううちに乙鶴に魅了されていく観阿弥。家族と一座に亀裂が生まれるが…。
幾多の困難を乗り越えてきた観阿弥は、将軍足利義満(平野進一)の御前で世阿弥とともに舞うチャンスをつかむ。
世阿弥を気に入った義満は、二人を同朋衆に迎え入れる。
乙鶴は、自分の手の届かぬ高みへ上りつめた観阿弥に思いを馳せていた。
将軍の愛顧を得た観阿弥は一気に上りつめる。
しかし、観阿弥の教えに忠実だった世阿弥は、いつしか父とは別の道を求め始める。
観阿弥は"芸とは何か"を世阿弥に諭しながら、新たな作品「自然居士」を創り出す。
都から遠く離れた地で舞う観阿弥。遠い空の下、父と子の心は繋がっていた。