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わらび座ミュージカルジパング青春記の物語

主人公は、慶長の大津波でたくさんのものを失った、石巻辺りの名もなき若者。震災から2年後、荒れた農地は未だ回復せず、家族や仲間を奪われた人々の心の傷もまだ癒えていない。

そんな時に、若者や村人たちに新しい仕事が授けられる。それは太平洋を越えるための、大帆船建造のための下働き。

かねてより欧州との交易の機会を伺っていた伊達政宗。この震災によって、その計画も中断を余儀なくされると誰もが思ったが、傷つき荒れ果てた波辺の村々を見聞した政宗は、この苦難に打ち克つべし、逆境をこそ乗り超えるべしとの命を発し、有能な家臣・支倉常長に任務を託す。恐ろしい津波がやって来た、その海に今こそ、漕ぎ出して行こうという大号令である。

何も知らずに、木の切り出しや、荷の運搬に駆り出されて働いていた若者だったが、政宗の熱い思いを知り、大計画実現のために奔走する常長ら、伊達のサムライたちの姿を目の当たりにし、或いは時に彼らと触れ合い、衝突するうちに抑えがたい思いが彼の中で膨らんでゆく。

その船に乗りたい!

多くのものを津波に奪われ、絶望の底にいたが 津波が襲って来た、その太平洋に向かって自分も船出したい。その海の果てに、この苦しみの意味を解く、希望が待っていると思えてきたのだ。津波に飲まれて消えていった、人々にもそこで再会できるような気がするのだ。

船出への夢に取りつかれた若者は、何とかしてこの船に乗ろうと知恵を絞り、手を尽くし、奮闘する。果たして、若者の船出はかなうのか。そして若者は、その海で何を掴むのか。

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キャスト

ジパング青春記主演松本旭平写真

リウタ/松本旭平(エルビス・エンタテインメント)

1994年生まれ 宮城県仙台市出身
◆翠組 midori-gumi 第5回公演 2013年4月2日~7日『ライク・マイ・ファーザー』 脚本・演出:松田竜一
◆劇団☆A・P・B-Tokyo 2013年『毛皮のマリー』『田園に死す』 2014年『観客席』『疫病流行記』 作:寺山修司 演出:高野美由紀
◆2016年8月26日~9月4日『娼年』ホリプロ制作 東京・大阪・福岡 劇中のスチール。 脚本・演出:三浦大輔
◆劇団ユニットキャットミント隊 2016年9月15日~19日第11回 公演『人魚外伝ーAnecdote of Mermaid~』 脚本・演出 拝田ちさと(演劇ユニットキャットミント隊)王子役

ジパング青春記支倉常長役岡村雄三の写真

支倉常長/岡村雄三(わらび座)

大阪府大阪市出身
わらび座ミュージカル「男鹿の於仁丸」「火の鳥」「アトム」「ブッダ」など数多くの舞台に出演。秋田市にぎわい交流館AUにおいて2017年2月26日までロングラン公演のミュージカル新「リキノスケ走る!」で主演の石川理紀之助役を演じた。

ジパング青春記伊達政宗役田代久雄の写真

伊達政宗/田代久雄(フリー)

東京都出身
劇団四季演劇研究所10期生として入所、劇団員として「ヴェローナの恋人たち」で初舞台。「ジーザス・クライスト・スーパースター」「ウエストサイド物語」等数多くの舞台に出演。 退団後、東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」、スイセイミュージカル「夢があるから」「FAME」「ONLY ONE」「サウンド・オブ・ミュージック」(トラップ大佐役)「広い宇宙の中で」「楽園」、他コンサート多数出演。

ジパング青春記椿千代の写真

どてら・お京/椿 千代(わらび座)

秋田県仙北市出身
わらび座ミュージカル「アテルイ」「小野小町」「火の鳥」「ブッダ」など数多くの舞台に出演。わらび劇場にて2017年1月3日までのロングラン公演ミュージカル「ハルらんらん♪」で主演の和崎ハル役を演じた。

ジパング青春記鈴木潤子の写真

吉野・さや/鈴木潤子(わらび座)

宮城県仙台市出身
わらび座ミュージカル「おもひでぽろぽろ」「アトム」「ジュリアおたあ」「稲穂堂物語」など数多くの舞台に出演。ミュージカル「げんない」では準主役のお千世を演じ好評を博した。


   内藤半次郎/黒木 友宜   ダニエル他/尾樽部 和大    ルイス他/森下 彰夫   ミゲル/布施勇弥(フリー)   ビスカイノ他/村中弘和(フリー)
   お蝶他/古関 梓紀   タラコ他/奥泉 まきは   カモメ他/瀬川舞巴


 

スタッフ

作者/横内謙介

1961年9月22日、東京生まれ。劇作家・演出家。劇団「扉座」主宰。
神奈川県立厚木高校在籍時、名義貸しで演劇部に入部。先輩に奢られ、つかこうへい事務所の「熱海殺人事件」を観て芝居に目覚める。処女作「山椒魚だぞ!」にて演劇コンクール全国大会出場。1982年、早稲田大学第一文学部在学時に、厚木高校演劇部員だった岡森諦、六角精児、法政二高の部員だった杉山良一らと劇団「善人会議」を旗揚げ。'93年「扉座」と改名、現在に至る。
劇団活動とともに、スーパー歌舞伎、ミュージカルなど、外部への作品提供多数。'92年、第36回岸田國士戯曲賞を『愚者には見えないラマンチャの王様の裸』で受賞。 '99年『新・三国志』で大谷賞を史上最年少で受賞。2015年スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』で大谷賞を再び受賞。
これまでのわらび座上演作品では、ミュージカル「アトム」「幕末ガール」「げんない」がある。

作者メッセージ

2011年3月11日に発生した東日本大震災は今なお多くの教訓、課題を我々に問いかけています。400年前に仙台領を襲った、ほぼ同規模の大津波の再検証もそのひとつでした。その検証のなかで思いがけず浮かびあがって来たのが、伊達政宗が家臣・支倉常長に命じて行った、巨大帆船の建造とヨーロッパへの使節団の派遣に込められた意義と意思の再認識だったそうです。
慶長遣欧使節団が大津波発生の2年後、新たに造船したサン・ファン・バウティスタ号で石巻・月浦から出帆したことは記録にも残されており研究者たちも承知していたことでしたが、現実に同規模の大津波に見舞われた今、その歴史と再び向き合って見えてきたものは、巨大な自然災害に遭遇し、深く傷つきながらもそこから立ち上がり、復活を果たさんとする政宗はじめ、東北の人々の不屈の闘志だったというのです。被災から2年後に、巨大な船を造って出帆させたという事実の凄さを、大震災から5年を経て未だ進まぬ復興を嘆く400年後の我々が、実感を伴なって噛みしめることになったのです。慶長使節団は大いなる復興政策だったのではないか、という新説です。
今回の作品は、この再検証の成果を元にして創作します。恐ろしい津波が襲って来た、その太平洋の海に、敢えて船出して行った、四百年前の東北の人々の思いと祈りと新たな夢の物語です。だから今までの慶長使節団の歴史物語とは違って、政宗でも常長でもなく、身分も名もなき末端の若き乗船者を主人公に、震災に遭って挫けかけていた青年が魂を奮わせて寄せ来る波濤を乗り越え、未だ見ぬ新世界を目指す、青春物語にしようと思っています。

スタッフ一覧

作・作詞・演出/横内謙介、作曲/深沢桂子、編曲/前嶋康明、振付/ラッキィ池田・彩木エリ、美術/金井勇一郎、照明/塚本悟、音響/福地達朗、衣装/樋口藍、ヘアメイク/馮啓孝、小道具/平野忍、舞台監督/仁しづか、演出助手/安達真理、音楽助手/わたなべのぶこ

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公演スケジュール

 

あきた芸術村 わらび劇場 ジパング青春記イメージライン
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わらび劇場 TEL: 0187-44-3915
仙台公演の問合せは TEL: 0187-44-3332(東北・北海道事務所) 
わらび座オンライン予約↓  オンライン予約は2017年2月1日より受付開始
http://www.e-get.jp/warabi/pt/

 

フォトギャラリー

舞台写真より

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トピックス

初日トークイベントとレセプション(2017年4月15日)

濱田直嗣氏(左)と平川新氏(右) 左端は稲葉雅子氏、 初日トーク、サプライズ登場の横内謙介氏 左から ラッキィ池田さん(振付)、深沢桂子さん」(作曲)、樋口藍さん(衣装)と横内謙介さん(「ジパング青春記」作・作詞・演出 レセプションでの横内さんと高橋宏明氏(みやぎの子どもたちを一万人ミュージカルに招待する実行委員会会長・東北経済連合会名誉会長・東北電力相談役) ラッキィ池田さん 挨拶される大山健太郎氏 合唱するジパング出演者全員 あいさつされる堀井敬一秋田県副知事 左から岡村雄三、田代久雄さん、鈴木潤子、黒木友宜 左から布施勇弥さん、椿千代、松本旭平さん

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