メッセージ
自分の生きた証とは
若者たちを見ていて、人生へのスタンスや迫り方がもう自分とは違うなあと思うことがある。この人たちにとってはどうでもいいことでも、私にはこだわりたいものであったりする。
「人間生きてさえいりゃ、何とかなるやろ」という百婆。彼女がこだわったものは何か。百婆の、そして百婆の生きざまを描こうとする私自身の、「生きた証」とは何か。脚本を書きながら、そんなことをずっと考えている。
終幕、「こういう女がいたことを、何かちょっとでも残せればいいのかな」と、ふと百婆に語らせたい気がしている。 |