ものがたり

〜江戸っ子坊っちゃん、松山で恋をする!?〜


時は明治末期。十五万石の城下町松山に江戸っ子“坊っちゃん”が中学校教師として赴任してくる。子どもの時から無鉄砲で、喧嘩っ早く、曲がったことは大嫌い。さて、初出勤。意気揚々と教室に飛び込めば、生徒達は団結して「新米教師がやってきた!」と騒ぎ立て、けちょんけちょんにやっつけようとする。

しかし黙っていない坊っちゃん。よくよく聞けば、生徒から慕われている熱血数学教師“山嵐”が辞めさせられるという。ことの発端は、英語教師“うらなり”の婚約者である“マドンナ”が、借金のカタに教頭“赤シャツ”に嫁がせられようとしているのを聞きつけ、義憤に駆られた山嵐が赤シャツをぶん殴ってしまったことだった。

複雑怪奇な人間関係・男女関係に、世間知らずの坊っちゃんは、ちんぷんかんぷん。だが、正義感のかたまり・山嵐と意気投合し、いざ決着つけようと乗り込んでいく!

一方、純情な坊っちゃんは、そのマドンナが自分に恋をしていると勘違いしたり、生意気でいたずら好きの生徒たちと本気でにらみ合ったりと大忙し。

男の生き方教えてくれた

われらの坊っちゃん まことの教師

めげるなひるむな 真っ向勝負

とことんつらぬけ 見栄を張れ

はるばる東京から下女のキヨまでやってきて…

坊っちゃんの思惑はとことんはずれた方へ―。